2018年11月29日木曜日

【ご報告】12369筆(ネット署名3926筆、紙面署名8443筆)の署名を横浜地裁に提出しました。

 署名集めにご協力ありがとうございました。
横浜地裁に第一回の署名  12,369 筆の提出を行いました。
引き続き署名を集めておりますので、ご協力お願いいたします。

●紙の署名 https://goo.gl/zCZ32A
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「安保法制違憲訴訟」署名のご報告

安保法制違憲訴訟の第8回口頭弁論が11月29日11時から横浜地裁101号法廷で行われました。90名を超える方々が膨張に集まりましたが、抽選で傍聴席いっぱいの50名が傍聴しました。
安倍首相は「自衛隊を憲法に書き加える」ことによって、安保法制が憲法違反であるその違憲の根拠そのものを国民から奪おうとしています。この裁判は安保法制が憲法違反であることを立証し、その実施を差し止め、日本を海外で戦争しない国にするために市民が結集する極めて大切な運動のひとつです。
この日も原告側から二人の意見陳述が行われ、先の戦争によって国民がいかに悲惨な体験をし、多大な犠牲を払ったかについて具体的な訴えがありました。今後も引き続き原告の陳述が行われますが、証人尋問として、宮崎礼壱氏(元内閣法制局長官)、半田滋氏(ジャーナリスト)、前田哲男氏(軍事評論家)、今井高樹氏(日本国際ボランティアセンター理事)、飯島滋明氏(名古屋学院大学教授、憲法学・平和学)、青井未帆氏(学習院大学、憲法学)を申請しています。
被告側は準備書面によれば私たちの主張を「国賠法の救済が得られる具体的な権利ないし法的な利益とはいえない」として実際の具体的被害が出ていないことをもって退けようとするもののようですが、戦争は実際の被害が出てしまってからでは遅いのです。先の大戦での被爆体験が示すように、戦争が生活破壊、自然破壊などに加え人間に対する残虐非道の何物ももたらさないことを国民一人一人の声として訴えていくことが必要です。その意味で署名運動の意義は大きいものがあります。
今回の法廷終了後、岡田尚弁護士と共に書記官室に赴き、「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会に寄せられた12369筆(ネット署名3926筆、紙面署名8443筆)の署名を提出しました。署名提出後、横浜YWCAで傍聴できなかった人も含めた報告集会に参加し、署名提出の報告をしました。全国で闘われているこの違憲訴訟を勝ち抜くためにも、署名を通して国民一人一人の声を裁判所に届けることの大切さについて岡田弁護士から説明がありました。とても勇気付けられた一日となりました。これからも引き続き取り組んでまいりますので今後ともよろしくご指導、ご協力をお願いいたします。



「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会
2018-11-29

2018年10月9日火曜日

2018年 デニ・ムクウェゲ氏とナディア・ムラド氏のノーベル平和賞受賞に寄せて

2018年10月5日、2018年度のノーベル平和賞が発表され、 アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)で被害女性の治療に尽くしてきた男性産婦人科医デニ・ムクウェゲ氏と、過激派組織「イスラム国」(IS)に拘束された際の体験を語り、性暴力根絶を目指して活動するイラク人女性ナディア・ムラド氏が受賞されました。

性暴力の実態を知れば知るほど、その残虐さに悲しみで体が震えます。激しい迫害に遭いながらも、戦争や紛争の犠牲となり性暴力で傷ついた女性や子供たちに寄り添い治療し、また性暴力根絶のために勇気をもって立ち上がってくださっているお二人の存在と働き、そして勇気ある発言がどれほど世界中の女性や子どもたちの救いになっているか計り知れません。

そして、今回のムクウェゲ氏とムラド氏のノーベル平和賞受賞は、戦争や紛争の本当に惨い実態を世界中に知らしめ、戦争や紛争の被害の中でも泣き寝入りさせられもっとも表に出にくい女性への性暴力に光を当て、世界中の人が性暴力、ひいてはその原因である戦争や紛争の根絶のために立ち上がる大きな機会を与えてくれたと思います。

「憲法9条にノーベル平和賞を」の取り組みの原点には、海外での戦争や紛争による被害の実相を聴き、衝撃を受けたという経験があります。
多くの人たちを恐怖に陥れる戦争を禁止する日本の憲法9条を護り、活かし、広めていくことは、世界中の人たちが平和のうちに安心して生きていくために必要だと改めて強く実感しました。

被害女性や子どもたちの心身の回復を心から願い、性暴力をはじめあらゆる人権侵害の根絶と、また性暴力を生み出す戦争や紛争の根絶のためにここ日本からも共に立ち上がりたいと強く思います。

共に平和を願い、話し合いによる平和的解決を求めていきましょう。


2018年10月9日 

2018年9月17日月曜日

パブリックビューイング&交流会 のご案内

  パブリックビューイング&交流会 のご案内
~岡田尚弁護士(安保法制違憲訴訟かながわの会共同代表)をお招きして~
 
今年もノーベル平和賞発表(105日・日本時間18時)に合わせ、下記の通り、
パブリックビューイングを行います。皆で2018平和賞の発表をお祝いしましょう。

今実行委員会では、「日本国民」が憲法9条を護る手段の一つとして、
『「安保法制は憲法違反」の判決を求めます!』の署名に取り組んでいます。
今年は特別に、安保法制違憲訴訟かながわの会共同代表の岡田尚弁護士をお招きして、安保法制違憲訴訟と違憲訴訟をを応援する意義をお話ししていただきます。安保法制は憲法違反」の声をさらに広げていくためにできることも話し合いましょう。

皆様のご参加をお待ちしております。


日時 : 2018105日(金)1730分~   開場:17
場所 : ユニコムプラザさがみはらセミナールーム1
      (相模原市南区相模大野3-3-2 bono相模大野サウスモール3階)

            http://unicom-plaza.jp/access/

内容 : 2018年度の取組の報告と今後に向けて

     ・ノーベル平和賞発表!(18時)

     ・安保法制違憲訴訟を応援する取り組み(岡田尚弁護士)

     ・交流会



   「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会 

   090-9159-5363  
   c.npp4a9@gmail.com  

2018年8月1日水曜日

安保法制違憲訴訟を応援!署名にご協力お願いします


= 署名にご協力お願いします =
安保法制違憲訴訟を応援!
裁判所に「安保法制は憲法違反」の声を!

 10万筆目標  


20176月から裁判所宛の安保法制違憲訴訟を応援する署名を立ち上げ、集めています。
三権分立の、「内閣(行政)」、「国会(立法)」が明らかに憲法を踏みにじり改憲議論を勝手に進めている今だからこそ、残る「裁判所(司法)」が勇気をもって、内閣と国会の憲法違反にブレーキをかける役割を果たす時ではないでしょうか。
国民一人ひとりができることとして、原告と弁護団を応援し、安保法制は憲法違反であり、裁判所に三権分立の役割を果たすように願う声を可視化するために署名は有効だと考えました。私たち国民が関心を持っていることを可視化することで、裁判官が本来の役割を果たすための背中を押せるのではないでしょうか。 また、署名を通して裁判を身近に感じ、安保法制違憲の意思表示が自分事として裁判に参加することになると考えます。裁判の傍聴をしたくても働いている人たちはなかなか足を運べませんが署名なら意思表明できます。紙面署名と同時にネット署名も立ち上げましたので、簡単に意思表示できます。
日本が戦争する国にならないように裁判を応援し、勝訴判決を得て、安保法制を白紙に戻しましょう。
第一次締切を95日とし、今秋、裁判所に一回目の署名を提出致します。裁判が続いている間は、署名活動も継続していきます。

 ご協力の程、どうぞよろしくお願いいたします。

安保法制違憲訴訟かながわの会共同代表岡田尚弁護士から連帯のメッセージをいただきました!
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  ~署名のお願い~   安保法制違憲訴訟かながわの会共同代表 岡田 尚(弁護士)

総選挙後のアベ改憲の加速化は目を見はるものがあります。これをどう阻止し、9条を中心とする日本国憲法の平和主義をどう守り、どう発展させるかについては、国民による幅広い運動が不可欠です。
そのなかで、安保法制違憲訴訟は、違憲立法審査権を有する司法に対して違憲判断を求めるたたかいです。全国24地裁、7100名を超える原告でたたかわれています。決して裁判所頼みで勝てる裁判ではありません。多くの皆さんの応援が必要で、それを具体的に示すのが署名です。「これなくば勝利はない」と言っても過言ではありません。よろしくお願い申し上げます。

 












●署名方法は2  (どちらか一つです)  

①ネット署名 https://www.change.org/p/no-anpo-yes-peace     

②署名用紙  ※自筆での署名をご希望の方は https://goo.gl/zCZ32Aより
       署名用紙をダウンロードしてください。
       ※「署名取り扱い団体」、または「最終集約先」に送付してください。
       提出する裁判所:横浜地方裁判所(追加された場合はブログに掲載します。)
                                                                     


●ご協力のお願い
・署名の拡散、署名の依頼にご協力をお願いします。
(会報への折込み、メンバーや集会での配布など、多くの方に署名していただけますようお力添えの程よろしくお願いいたします)

賛同人・賛同団体としてお名前を公表してもよろしい場合はご連絡お願いいたします。
賛同にあたって金銭的なお願いはございません。署名についてご理解を賜りますとともに、可能な範囲で、お知り合いのみなさまへの周知などのご協力(ノルマ等もございません)をお願いできればと考えております。ご賛同いただける場合は、お名前(団体名)、肩書や所属(任意)、連絡先(メール、電話)を当実行委員会までメール、FAX、郵送にてご連絡お願いいたします。


【呼びかけ団体・最終集約先】:「憲法九条にノーベル平和賞を」実行委員会

2018年7月1日日曜日

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2018年 パブリックビューイングと交流会のお知らせ


パブリックビューイングと交流会のお知らせ

日時:2018年10月5日(金)17時半~ (開場 17時)

場所:ユニコムプラザさがみはら セミナールーム1 
  
     (小田急線相模大野駅中央改札口から徒歩1分)
    (相模原市南区相模大野3丁目32号 bono相模大野サウスモール3階  電話:042-701-4370


ノーベル平和賞の受賞発表を共に見守り、その後、今後に向けて意見交換を予定しています。お気軽にご参加ください。

2018年6月30日土曜日

北東アジアに平和を


北東アジアに平和を

2018年韓国平昌冬のオリンピックを契機に南北朝鮮の友好関係が拓かれ4月には歴史的と言われる「南北首脳会談」が実現しました。この時の板門店宣言は朝鮮半島の非核化による「平和・繁栄・統一」を約束するものでした。
これは、昨年来北朝鮮が核・ミサイルによるアメリカ本土攻撃を目標の実験を繰り返し、アメリカは軍事的威嚇で応えた一触即発の事態を避ける変化を意味するものでした。今年6月の米朝首脳会談において「北朝鮮の非核化と米国の北朝鮮安全保障」の確認・約束にこれが発展しました。早速アメリカは米韓合同軍事演習を中止し、北朝鮮は会談以前に核実験施設を爆破しました。この米朝会談をうけて、韓国文大統領は「これは始まりであり、今後も数多くの困難があるだろうが、二度と引き返しません。この大胆な旅程を決して放棄しません。歴史は行動して挑戦する人々の記録だ」と応じました。(ここで文大統領が「国民とか市民とか人民」と言わず「人びと」と言った意味に私は注目します)
 この一連の変化は北東アジアにおける戦争の火種を無くす歴史的意味をもたらすものとなり、1950年に始まった朝鮮戦争の終結も時間の問題となりました。やがて、韓国と北朝鮮が同一民族として統一国家を形成する自然の成り行きが実現すれば、第二次世界大戦における米ソの南北分断支配からの脱出を果すことになり、そのことは真の意味で第二次世界大戦の終結を意味し、同時に世界平和と世界歴史にとって大きな前進となります。
この朝鮮半島の変化には韓国の文在寅大統領の陰に陽にの働きが忘れられません。「ならず者国家」の北朝鮮金正恩首脳を韓国の板門店に招き入れ、あの「平和の家」会談がなければ今現在の世界は開かれていません。 
 米朝会談の約束が反故になりかけた時に両首脳を説得してこれを歴史的会談に成功させたのは文大統領でした。
 こうして北東アジアの平和を展望する時の要になっている文在寅韓国大統領はどのようにして生まれたでしょうか。
 朴槿恵前大統領の国政私物化に怒った100万人(キャンドル革命)が文大統領の誕生を導きました。これに象徴的に現われた韓国の人びと間に広がる民主主義と平和のための行動は、朝鮮戦争休戦状態脱皮の願いを背景に根深く育っていて、日本に「憲法9条にノーベル平和賞を」の運動が起こればいち早く、これを支持し、協力する国会議員を含む民間の運動が起きます。東アジア平和研究所の尹載善さんは「憲法9条は北東アジアの平和の鍵」だといって、ここ2~3年韓国で「北東アジア平和フォーラム」を開いて日本の平和運動に係わる政治家、学者、一般市民に連帯の話を促しています。
 そのフォーラムで話された「北東アジアの平和」への夢が現実のものとなりつつあるのです。
 朝鮮半島のとりわけ韓国の人びとの平和への願いと行動が世界を変えつつあります。
文大統領が金委員長を板門店の「平和の家」に招き入れる場面を見守ろうと集まっていた韓国の一市民女性がそこで涙していた映像を私は忘れられません。  (2018,6,30 落合正行) 

2018年6月16日土曜日

3000万人署名・チラシ配付への経過報告


3000万人署名・チラシ配付の経過報告

●市民アクション発行の「平和憲法を変えたらどうなるの」のカラーチラシはきれいな色で内容もわかりやすかったので、そのチラシを片面にして、もう片面は①署名用紙バージョン②3000万人署名の呼びかけ人紹介バージョンをそれぞれ15000枚ずつ、合せて30000枚をカラー印刷で業者に発注しました。まとめて安く印刷し、主に相模原地域の希望された団体や個人にお分けして、無理のない範囲でカンパをいただきました。私たちも地元の皆さんと一緒に、テイッシュに折り込んで街宣で配ったり、戸別配布したり、親戚や知人・友人に手渡したり送ったり。署名用紙つきのチラシはすで全部配り終え、呼びかけ人つきのチラシも残りわずかとなっています。

3000万人署名は、すでにそれぞれの地域で取り組んでいる方が多いと思いましたが、ニュース15号で署名用紙を同封して呼びかけたところ、多くの方が協力してくださり、619日現在501筆が集まりました。全国では5月末で1350万筆が集まり、1回目の提出がなされました。改憲発議を止めていくためにも、さらに署名の輪を広げていきましょう。 

2018年6月5日火曜日

憲法記念日相模大野大街宣


憲法記念日相模大野大街宣

2018年53日(木)10時~12時、相模大野駅デッキで大宣伝行動を行いました(主催:「戦争いやだ!9条守れ!相模原連絡会」)。若者の団体も含む26団体から93名が集い、賑やかにチラシやテイッシュを配り、シール投票も行いました。3000万署名は183筆、ヒバクシャ署名は4筆集まりました。
 県議会議員3名(立憲、共産、民進)、市議会議員2名(共産、社民)、国会議員秘書1名(無所属)もリレートークに参加され、市民と野党が心一つに、安倍改憲NO!の声を挙げました。楽器に合わせて、皆で元気に「いいじゃん!日本の憲法」をコールすると、注目してくれる人、リズムをとりながら道ゆく人もいて楽しい街宣でした。(岡田)

2018年6月4日月曜日

沖縄・辺野古へのツアーに参加して


沖縄・辺野古へのツアーに参加して

写真:抗議船に乗っているところ
沖縄の辺野古で強行される米軍基地建設に反対するツアーに参加して来ました。
1人の女性が呼びかけた34日(2018年42023日)のツアーでした。
今回はその呼び掛けに女性を知る人が、また、呼び掛け合って20人ほどが参加しました。
女性は沖縄の人たちの暮らしを壊す軍事基地建設が許せないのでした。
沖縄の人たちの反対の声を押しつぶして強行する政府が許せないのでした。
女性が知り合いの旅行社の人に頼んで、全く個人的に企画した旅行でした。
初日は那覇空港からバスガイドさんの説明を聞きながら直接辺野古の民宿に行きました。
沖縄の経済は基地によって支えられているように思っている人もいるかもしれませんが、それは全く逆でした。基地があるために逆に思うような経済発展を遂げられないでいるのでした。そして、日常的に様々な基地被害を受けてもいるのでした。爆撃機やヘリコプターなどの爆音被害、寝たばかりの幼児を起こしてしまう爆音。いつ墜落するかもしれない不安。校庭に、屋根に繰り返し落ちてくる爆撃機の部品。兵士による交通事故や犯罪(殺人・強盗・強姦など)による生活破壊。他国を攻撃する基地があるためにいつまた他国から攻撃目標にされるかもしれない危険。沖縄の人々はそう言う不安や危険に日常的にさらされているのでした。 

民宿の主人はそう言う沖縄の置かれた理不尽なありように心から反対し、自分の人生の全てをかけていると言ってもいい人でした。高江のオスプレイ用ヘリパット建設はとうとう国の力で強行されてしまいました。その怒りが彼を民宿の主人にしているのでした。民宿そのものが戦いの現場なのでした
旅行の計画は盛りだくさんでした。工事を阻止するための座り込み支援。工事現場への抗議船に乗る。工事によって壊され、失われるであろうジュゴンの住む海、縄文時代から生き続けるといわれるサンゴ礁をグラスボートで見る、沖縄戦を描いた丸木俊・位里夫妻の絵を所蔵する佐喜真美術館の見学、戦争が追い詰めた悲惨なガマの現場、平和祈念館、戦死者のすべての人の名前を刻んだ摩文仁の丘の礎、平和資料館見学、国際通りの夜の交流会。
沖縄に学び、沖縄の痛みに触れる旅でした。
沖縄の自然を破壊し、沖縄の人の暮らしを打ちのめし、軍事基地建設を強行する日本政府の誤りを認識する旅でした。(石垣)


2018年6月1日金曜日

かながわ・安保法制違憲訴訟 第6回 を 傍聴してきました!




2018年4月26日、以前と様子が変わり、裁判所の中に入るために長蛇の列。これは、3/1から導入された「手荷物検査」のためでした。
横浜地裁で一番大きい101号法廷。今回、一般傍聴席は44席、傍聴希望者は103人!抽選をくぐり抜け、傍聴できた法廷では、声がよく聞こえない状態。原告からの意見陳述のみで、被告側からは一言もありませんでした。内海旬子さんという、ヨルダン国内に避難しているシリア難民の障碍者の支援をしている方からの意見陳述がありました。
写真は、裁判の後の集会での様子です 
左:内海旬子さん、右:岡田尚弁護士
安倍首相が安保法案提案の理由として「NGOを護る」ことを挙げたことはとんでもない話で、武器を持った自衛隊が警護に来るようなことがあれば、かえって関係者を危険にさらすことになる、と。そして、今後の日本のあり方を左右するこの裁判において、慎重な判断をしてほしいと結ばれました。
本当に、裁判官には、自分の出世を第一に考えるのではなく、まっとうな判断を下してほしいものですね! 次回の法廷は、816()11時から開廷します。
 (集合時間10時、横浜地裁) 

2018年5月13日日曜日

稲嶺進・前名護市長を迎えて 沖縄と神奈川 「連帯と交流」のつどい

 2018年5月13日(日)13時半から横浜県民センターにて稲嶺前市長を迎えて集いが持たれました。稲嶺さんは、名護市辺野古の基地建設の撤回をともてさらに頑張り続ける決意を語られました。また、沖縄に次ぐ基地県神奈川との連帯と交流が必要性も訴えられました。私も強く同感しました。
 当日配布された米軍基地の全国分布図を見て、小さな沖縄県が真っ黒になっていました。日本の中で沖縄が思い負担を強いられている現実を強く感じました。当実行委員会も連帯の挨拶をさせていただき、「神奈川からも、憲法九条は変えさせない。あきらめない。」と決意を強くしました。(竹内)

2018年5月2日水曜日

映画『コスタリカの奇跡』の監督さんに インタビューを受けました

右から、マシュー・エディー監督、上原さん、羽生田、
マイケル・ドレリング共同監督、通訳の方
4月の終わりに、映画『コスタリカの奇跡』の監督、マシュー・エディーさん、マイケル・ドレリングさんのお二人が来日されました。 その際に、「日本で平和運動をしている人にインタビューをしたい」ということで、実行委員会に声がかかったのですが、その時、鷹巣さんをはじめ、共同代表のみなさんは都合がわるく、ちょうど「『コスタリカの奇跡』をシェアする会」の活動を始めていた私と、一緒に活動している上原温子さんとでインタビューを受ける運びになりました。
長年、平和運動をされてきた諸先輩方からアドバイスをいただいて臨んだインタビュー、とても緊張しましたが、上原さんは、本当に積極的平和が実現された世界のイメージを、私は、憲法9条があったおかげでアメリカの起こす戦争に参戦させられないで済んだということを話せたかと思います。

この日はその後に、映画の上映会とトークショーがあり、監督のお話に、「アメリカで上映をした時は、アメリカで軍隊をなくすなんて無理だ」と他人事のような捉え方をされたということがあったのですが、コスタリカと同じく平和憲法を持つ日本では、「自分たちもその方向に向けて努力をすれば、実現できるんじゃないか」と思う人も多いのではないでしょうか。核兵器禁止条約をはじめ、世界の平和のために先頭に立って力を尽くしているコスタリカ。私たちの住む日本も、そんな国にしていきたいですね。(羽生田)

2018年5月1日火曜日

「ケンポウは私たちの宝石箱」 カードを配布



 今年も大学の入学式シーズンに合わせ、若者に向けたカード(湘南市民連絡会若者プロジェクト作成)を折り込んだテイッシュを「入学・進級おめでとうございます」のお祝いを込めて配布しました。今年は4月2日~12日の間の6日間、市民連合14区の皆さんの協力をいただき(延べ31名)、大学最寄り駅や入学式会場付近で4800名の方々にカードを手渡すことができました。
 今年のカードのメッセージは「ケンポウは私たちの宝石箱」「ケンポウは、自由に生きるためのよりどころ」「ケンポウ今変えなくてよくない?」・・・若い方たちも私たちも、元気と希望を与えてくれる、きらきら輝く憲法のことばをもっとよく知って、日々の暮らしの中で生かしていきたい!とあらためて願う、今年のカード配布でした。(カード裏表)

2018年4月2日月曜日

横浜地裁の記者クラブで安保法制違憲訴訟の署名のアピールに行ってきました!


2018年2月28日、横浜地裁の中にある司法記者クラブにて、岡田尚弁護士と一緒に安保法制違憲訴訟を応援する署名についてアピールさせてもらいました。 裁判所は、三権分立の一つなので、憲法に従ってちゃんとした判決をだしてほしいですよね!そのような声を裁判所に届けられたらと思い署名をアピールしてきました。


記者の皆様に配布した資料

「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会と申します。私たちは、戦争の放棄を定めた憲法9条のすばらしさを守り、活かし、世界に広めるために活動を続けています。

私たちは、2015年9月19日、多くの憲法学者、専門家、市民の反対の声を無視して安全保障関連法案が強行採決され、その安保法制は2016年3月29日に施行さたことに強く抗議しています。
安保法制の基としている、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定自体が違憲であり、集団的自衛権は憲法9条に違反しています。集団的自衛権行使は日本人が攻撃されてもいないのに、他国を攻撃することができるものです
集団的自衛権の行使を容認するには、解釈ではなく、国民投票を経るべきである事は、今までの国会で一貫してきた見解です。201564日、衆議院憲法審査会で与党推薦の憲法学者も含めて3人中の3人、出席したすべての憲法学者が「集団的自衛権の行使が許されるとした点は憲法違反」としました。また、元最高裁判所長官や元内閣法制局長官に加え、ほとんどの憲法学者も集団的自衛権の行使は違憲と意思表明しました。(朝日新聞の調査でも意見122名のうち、たった2名だけが合憲と言いました。2015/7/11) 全国の弁護士会も違憲だと声を大にして言っています。

さらに今、国会で改憲議論が進められていますが、その前にまず、憲法に従って、集団的自衛権の行使を容認する安保法制を廃止し、そのうえで改憲を議論すべきだと思います。

日本国憲法前文には、「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有する」と書かれています。集団的自衛権が行使されれば、日本国民は、アメリカや他国の起こした戦争に巻き込まれ、戦争に加担・協力することになります。また、日本の集団的自衛権に基づく戦闘行為により、被害にあうのは他国の国民です。この点でも、安保法制は「全世界の国民の権利」である「平和的生存権」を侵害します。
世界の現実を見れば、悲惨な難民を生み出している紛争、その紛争は武力による解決という抑止力論によって拡大し、複雑化しています。憎悪の連鎖を生み、テロを深刻化しています。武器による紛争や戦争の終結は結局真の終結にはなっていません。逆に多くの犠牲者と難民と貧困を生み出し、被害者の憎しみの連鎖を生み出し、さらなる紛争や戦争を呼び起こしています。現在、武力による抑止力論に立つ安保法制は廃止にすべきです。
今こそ日本国憲法の理念に立ち、非暴力によって世界の平和に貢献すべき時です。
すべての人の平和的生存権を認め、基本的人権の尊重、主権在民、平和主義に立つ人類普遍の原理に立ち返らなければなりません。

三権分立の、「内閣(行政)」、「国会(立法)」が憲法を踏みにじっている今、残る「裁判所(司法)」に憲法の遵守を訴えている安保法制違憲訴訟の取り組みはとても大切だと考えます。
今こそ、「裁判所(司法)」が勇気をもって、国民の権利・自由を守るために、その役割を果たして内閣と国会の憲法違反にブレーキをかける時です。そのために、国民一人ひとりができることとして、原告と弁護団を応援し、安保法制は憲法違反であり、裁判所に三権分立の役割を果たすように願う声を可視化する署名は有効だと考えました。
私たち国民が関心を持っていることを可視化することで、裁判官が本来の役割を果たすための背中を押せるのではないでしょうか。 また、署名を通して裁判を身近に感じ、自分事として参加するためにも役立つと考えます。
裁判の傍聴をしたくても働いている人たちはなかなか足を運べませんが署名なら意思表明できます。
 私たちは安保法制は憲法違反であるという共通認識と、裁判への関心を高めていきたいと思います。

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署名について
●署名は、ネット署名と紙の署名の2パターンを用意いたしました。どちらか一つの署名をお願いしています。
●署名の宛先は、高裁、最高裁に行ったときでも、署名が使えるように 裁判所としました。
ネット署名:  https://www.change.org/p/no-anpo-yes-peace         (2018-2-28


2018年4月1日日曜日

映画『コスタリカの奇跡』をシェアする会 を始めました☆


映画『コスタリカの奇跡』を
シェアする会を始めました☆

昨年の1月末にコスタリカを訪れ、「この国のことを多くの人に知ってもらいたいなぁ」と思っていたところ、日本で『コスタリカの奇跡~積極的平和国家のつくり方~』という映画が上映されました。「軍隊をすてた国」コスタリカが、軍事費をゼロにしたことで、教育や医療を無料で受けられるようにでき、人類共通の課題である環境問題にも力を入れられている歴史的背景から、現在抱えている問題までを描いたドキュメンタリー映画です。 「軍隊を持たない」ことは絵空事ではなく、地道な努力で実現できるのだという希望を、一人でも多くの人に知ってもらいたいと思いました。
そんなところに、当実行委員会のニュースのコスタリカの記事を読んだ上原温子さんから、「この映画をシェアする会を一緒にやりませんか」とお声かけをいただき、実際に立ち上がったのです。
「シェアする会」のポイントは、ただ映画を観るだけでなく、観た後に、一人ひとりの感想や思いを話してもらい、それを他の人はじっくり聴くというところです。「対話」とは、意見を戦わせて相手をやりこめることではなくて、お互いの話をじっくり聴き合い、よりよい考えを導き出すことだと思います。
今、日本でも6人に1人が相対的貧困に置かれています。コスタリカに学び、ただ「戦争がない状態」だけではなく、「戦争の原因となる格差や貧困なども無い状態」を指す「積極的平和」の方向に舵を切り、日本でも「奇跡」を起こすためには、市民一人ひとりが対話する力を身につけていく必要があると思っています!
この会は、来年の1月までの1年間上映権を借り、神奈川県相模原市の3か所にて、何回も行います。この映画を観たことをきっかけに、「武器輸出のことについて学びたい」など、新しい学習会の企画も持ち上がっています。 みなさんの町でも、「シェアする会」をやってみませんか? (羽生田)

◆映画コスタリカの奇跡のこと

  日本国憲法が国会で採択されたのが1947年です。それから2年後の1949年にコスタリカが常備軍を廃止する平和憲法を持ちました。
第二次世界大戦で日本は周辺諸国を侵略し2000万人を超える犠牲者を出し、国内においても310万人を超える犠牲者を出しました。戦争悲惨さを痛感した当時の首相幣原喜重郎がマッカーサーに相談し、日本国憲法に第9条の「戦争の放棄、不戦の誓い」の項目を入れたと言われます。(雑誌「世界」20186月号、笠原十九司論文)
コスタリカも内戦による悲惨な体験に学び、日本と同様の平和憲法を定め、軍事費を教育費や福祉に回し、「兵士の数だけ教員を」を合言葉に国づくりを始めたと言います。(伊藤千尋著「活憲の時代」コスタリカから9条へシネ・フロント社発行)
コスタリカは今では世界でも民衆の暮らしが安定した、国民の識字率の高い国の一つに挙げられています。しかし、その道は平坦ではありませんでした。そして今でも貧富の差を生み出し、平和国家を崩そうとする勢力がないわけではありません。平和憲法を持てば安心なのではありません。平和憲法を活かす工夫と努力が必要なのです。映画『コスタリカの奇跡』は様々な困難を乗り超えてきたコスタリカの歴史と平和憲法、それを活かし続ける人々の姿を丁寧に描いた作品です。ですからある意味盛り沢山なのです。一度見ただけではちょっと消化しきれないかもしれません。これは平和国家建設の教科書的な作品です。23度と見て学ぶ意義は大いにあります。
日本は同様の平和憲法を持ちながらどうして再び戦争を起こしかねない危険な国になってしまったのでしょう。この映画を見て「日米安保条約」のことやいろいろなことが改めて考えさせられます。(石垣)

2018年3月21日水曜日

デモ封じ満載と言われている東京都の迷惑防止条例「改正」に反対!委員会メンバー一覧

東京都の迷惑防止条例が採決される警察・消防委員会のメンバーが公開している連絡先を調べました。委員の皆さんが憲法に則り、市民の不安と懸念の声に耳を傾け廃案にするように願います。
議員の皆さんに市民の声を届け、廃案を代弁してもらいましょう!


警察・消防委員会(定数14人 現員13人)http://www.gikai.metro.tokyo.jp/membership/standing-committees.html


会派 委員名   TEL FAX メール
都民ファースト 大津ひろ子 委員長 03-3320-9053 03-5350-1545 ootsu@o2net.jp
  石毛しげる 副委員長 042-460-0855 042-460-0856 shigeru@ishige.info
  両角みのる 理事 042-620-8155 042-620-8177 hachioji.m@gmail.com
  細谷しょうこ   042-478-0010 042-478-0010 hosoyashoko.net@gmail.com
  増尾ひろき   03-3945-3945 03-3945-3945 mail@masuko.tokyo
  尾崎大介   042-498-8030 042-498-8030 ozaki-dai@luck.ocn.ne.jp
公明党 橘正剛   03-3932-4532   m-tachi@sc5.so-net.ne.jp
  東村邦浩   042-620-4405 042-620-4402  
  中嶋義雄   03-6337-9087    
自由民主党 吉原修 理事 042-739-6034 042-739-6718 osamu@yoshiwara.jp
  高島なおき   03-3881-0007 03-3881-0606 naoki@zenryoku.net
民進党・立憲民主党 中村ひろし 理事 0422-70-2065 0422-70-2056 hnakamura1971@yahoo.co.jp
日本共産党 大山とも子   03-3357-3818 03-3353-4912 ohyamajim@jcp-shinjuku.jp