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当日の動画はこちらからご視聴いただけます https://youtu.be/e_rCmSgSSrA
今年度の受賞発表は、地元相模原市にて推薦人の清水教授をお迎えし20人ほどのささやかなパブリックビューイングを行いました。机には、署名の合計数(20505筆)と署名の束を前において発表の時を待ちました。
今年のノーベル平和賞は、イランの人権活動家 ナルゲス・モハンマディさんでした。受賞されたナルゲス・モハンマディさんに心からの敬意と祝意を表します。
残念ながら「憲法九条を守る活動」ではなかったですが、女性に対する弾圧と闘い、人権と自由を守るために、悪政と迫害の中、身を挺して頑張っているナルゲスさんに世界の関心が向けられ、一緒に立ち上がる人々がおこされ、取り巻く環境が良くなることを願います。
そして、ナルゲスさんたちが人権を守るために抗っているイランでも憲法九条の考え方がひろがって人々が平和に生きられる世界になってほしいと強く思いました。戦争では、いつも、殺人、暴力、レイプ、弾圧、犯罪などありとあらゆる人権侵害と環境破壊が起こり、多くの人たちが深刻な被害を受けることになります。世界中の国々で憲法9条が広がり、非暴力による平和的解決が当たり前な世界になることを願います。
受賞発表を視聴したあとは、懇談会を行いました。
参加者の自己紹介と、岡田弁護士から「安保法制違憲訴訟の現状」と、清水先生に「憲法改悪阻止と大軍拡大反対への今後の取り組みと私たちにできること」についてお話いただきました。清水先生には急なお願いにもかかわらずお話いただくことをご快諾下さり、すぐにレジメも送ってくださいました。感謝です。
岡田弁護士は、裁判でも厳しい状況が続いている。裁判に対して一般市民の関心が低い。そのような中でも原告と弁護団は頑張っているので、安保法制は憲法違反だ!という世論を作っていこうというお話でした。
清水先生は、戦争をなくすため、違いを超えてたくさんの人たちが大きく協力することが大事。市民運動も大事だが、国の機関を正常に働かせるようにするには、選挙で政権交代させることが大事。そのためには野党が一本化して選挙に臨むように、市民から政党に働きかけかかわることが必要。また、私たちが身近な人たちにも声をかけつつ、みんなで協力して政治を変えていきましょう。との激励をいただきました。
戦争が世界中からなくなることを願い、微力でも、それぞれ置かれている場所でできることをやっていこうと励まされました。
来年も引き続き「憲法9条を守る活動」にノーベル平和賞を願う活動は続けますので引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会