2013年12月17日火曜日

「9条を保持している日本国民」  ノーベル平和賞にノミネートの見通し!

「9条を保持している日本国民」 
ノーベル平和賞にノミネートの見通し!

実行委員会ニュース1号 12月17日発行

署名数:1,642(郵送:1,321ネット:321)

〈お母さんが考えた平和運動〉
私たちは、座間市在住の主婦、2人のお子さんのお母さんである鷹巣直美さんの呼びかけに共鳴しこの「憲法9条にノーベル平和賞を」の署名運動を始めました。
「世界中の国が武力を使い戦い合うことは意味がない、そのために費やされるものはあまりにも大きい。日本のように9条をもつ国が増えなくてはいけない。そのことを考えると、9条がノーベル平和賞を受賞するという形になれば、多くの国の人たちへの影響力はあると思う。世界中に9条を拡げていくのをどうしたらいいかを考えると、この取り組みは一つの大きな手がかりになると思う」という考えの元に、実行委員会がスタートしたのは2013年8月でした。実行委員会には早速カンパと大きな期待が寄せられました。
呼びかけ文と一緒に署名用紙を配り始めると、賛同するという声とアンケートに色々な声が寄せられてきました。

〈アンケートから〉
・ 素晴らしい発想で感心しました。改憲に向けて積極的な動きを見せている安倍内閣、どう対処したら良いものか、考えあぐねていた折にこの署名を求められ「こんな手も」と改めて思い知らされた。ぜひ協力させて頂き、ものにしたいと思います。(Aさん)
・ 率直のところ「憲法9条にノーベル平和賞」が授与されるとは思われないが、現時点で平和憲法を守る運動の一つとして有意義と考える。(Bさん)
・ 「ノーベル平和賞」が授与された場合、日本国民の代表者が安倍首相であることの矛盾を指摘する意見がある。しかし、その場合安倍首相は平和を守る運動に強いられてそうせざるをえないのだから「歓迎すべき矛盾」だと思う。(Cさん)
・ 憲法9条にノーベル平和賞という思いつくか、思いつかないようなところでの平和希求にジェジェジェでニヤリ賛同。ちょっとの工夫というか、見方で、右足傾向強い世の中に"カツ"なあんてのは、こりゃまた、いいなあ。(Dさん)
・ ノーベル賞は信用しない。しかし、平和を守る意味は分かる。だから署名には協力する。
インターネットは信用しない。良い人が使えば済むのでなく、全てが早すぎるからです。
9条が世界に知られ広がりますよう、それは願っています。(Eさん)
・ 意表をつく話なので是非の判断ができません。
国民の力で9条を守りぬくのが本筋のように思いますが、いかがでしょうか。
国民投票が9条を守りぬいたとき、ノーベル賞を晴れがましくもらいたいです。(Fさん)
・ 素晴らしいアイディアだと思います。
私にできるかぎりこの運動への力になりたいと思っています。ぜひみんなで成功させましょう。(Gさん)
・ 先の大戦で多くの犠牲者を出した日本は、その反省に立ち、武力による紛争の解決はこれを放棄するとし「国際社会の平和」を希求する日本国憲法第9条を守り続けてきました。これは素晴らしことです。(Hさん)
・ 私は89歳です。第二次世界大戦もわずかな期間ですが経験いたしました。私の少年時代から、昭和20年まで戦争の時代でした。約70年近く平和が続きました。現在の国の指導者や国会議員の頭のなかが残念に思えてなりません。平和はもっともっと長くつづきますように。平和憲法絶対守りましょう。(Ⅰさん)

こうした言葉に込められた声が響き合い、日本の平和、世界の平和実現の一点で大きなうねりとなることを願っています。
今政府はこの9条の精神を捨て去ろうとしています。政府は秘密保護法案を成立させました。しかしこれは憲法違反です。これは許されるものではありません。 多くの国民は今の憲法を守り、さらに世界中の人々と共有したいと願っています。その多くの国民に世界平和を目指す「ノーベル平和賞」を授与してくださいというこの運動が今広がり始めています。この署名運動の趣旨をノルウェー・ノーベル委員会に推薦してくださる方も決まり、ノミネートの見通しが立ちました。署名と合わせ、推薦人が多い方が受賞実現に近づきますので、さらに推薦人が増えることを期待しています。
 来年2月の締め切りに間に合うように精一杯頑張りますのでよろしくお願いします。このニュースは賛同いただいた方にお送りしています。この運動をさらに周囲の人や知人友人にも知らせ、広げるためにご活用いただけることを願っています。

賛同者名(公表可)  2013年12月17日現在 50音順

青木とし子/安海のぞみ(相模が丘九条の会代表)/石川清久(会社員)/井出孫六(作家)/伊藤栄二/
伊藤欣哉(どうだんつつじ囲碁会代表)/市川鈴子/井上嘉子/今泉美智子/今井清水(元小学校教諭)/
今村善子(元教員)/岩村義雄(神戸国際キリスト教会牧師)/岩元豊(元小学校校長)/宇木素直/内山森彦(俳優)/江口欣子(元教員)/榎本博(中野共立健康友の会会長)/海老澤勲/大島貴美子(麦ッ子畑保育園園長)/
岡田明(都立高校教員)/落合洋子(元教員)/小原フミ(元教員)/
春日正伸(山梨平和ミュージアム館長・山梨大名誉教授)/金子勝(立正大学教授)/木村和雄/倉本守/
栗田勝(戦争はいやだ平和を守ろう会事務局長)/小林祥子/小林光(合唱指揮者)/小林善雄(社会保険労務士)/
五味一(日本キリスト教団隠退牧師)/五味省七(茅野市九条の会代表)/五味澄子/最勝寺敬一/
さがみはら九条の会(事務局)/相模原市九条の会連絡会(事務局)/佐藤一子/
下山房雄(九大名誉教授・下関市大元学長)/鈴木清丞/鈴木努/鈴木政子/曽我幸子/高橋栄子/
武井秀夫(医師 諏訪地方憲法集会会長)/田中栄/田中康子/田邊和文/田邊良子(元教員)/土屋翼/
鶴田佳子/寺島亮三/寺島順子(甲府YWCA)/寺脇洋子/中野祐剛(岡谷九条の会共同代表事務局長)/
中村梧郎(フォトジャーナリスト)/西澤慎(兵庫県平和委員会代表委員・兵庫県平和美術協会長)/
橋本左内(牧師)長谷川照雄/藤井石根(明治大学名誉教授・九条の会たまがわがくえん代表)/
畑田重夫(日本平和委員会代表理事)/深田京子(元教員)/藤田政治/
星野恒雄(社会福祉法人さがみの福祉会理事長・東林九条の会世話人)/松山幸生(日本キリスト教団牧師)/
光延一郎(カトリック司祭・上智大学神学部教授)/守谷浩一/山崎恭男(医師・座間小児科院長)/山田俊子/
山地阿佐緒/山脇恵美/山脇英一(生協職員)   第一次分

政府の暴走が続いていますが、しかし、政府を縛る国民のための憲法はまだ健在しています。
日本国憲法 第九十八条  『この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。 』とあります。
政府は勝手な事は出来ないのです。 人権、民主主義、平和主義をかかげる日本の憲法の価値と役割、そして使い方を日本国民自身が知る事がとても大事だと思います。そのことは新聞や多くの知識人学者ニュースキャスター労働組合やさまざまなジャンルの人たちが声を上げています。私たちもしっかり声を挙げていこうではありませんか。
『1999年5月のハーグ平和アピール国際市民会議は、「各国議会は、日本国憲法第9条のような、政府が戦争をすることを禁止する決議を採択すべきである」と呼びかけました。去る2006年6月にバンクーバーで開催された「世界平和フォーラム」(WPF)は、最終文書で、各国政府が「日本の9条のように憲法で戦争を放棄すること」を求めています。9条への国際的な支持は、確実に高まっているのです。』 (9条世界会議呼びかけ文より http://www.article-9.org/whynot9/first/call.html

来年度の受賞を目指して精一杯頑張りますので、引き続きご支援・ご協力よろしくお願いします。
「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会 
共同代表:石垣義昭・鷹巣直美・竹内康代・星野恒雄
実行委員:岡田えり子・落合正行・高橋勝・深津さおり・福島一雄


2017-10-18 一部修正