このたびの台風19号の被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
被災された皆様が、一日も早く平常の生活に戻ることができますようお祈り申し上げます。
10月11日(金)、2019年度のノーベル平和賞受賞者の発表当日。
台風19号が近づいてきていたので、関係者に連絡して2部の交流会は中止し小規模のパブリックビューイングにいたしました。韓国から尹先生もご参加下さり、これから市民同士がつながり、共に頑張りましょう!と大きな励ましをくださいました。
その後、エチオピアのアビー首相の受賞を皆でお祝いし、これからも、世界平和を願い、今年も憲法9条を守り、活かし、広めるために頑張ろうと皆で決意しました。
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韓国と実行委員会
私たちが日本国「憲法9条にノーベル平和賞を」の運動を始めてから6年になります。この願いは受賞を期待しつつ、憲法擁護の世論を盛り上げて、戦争のできる国づくりの改憲策動を阻むことを真の狙いとしています。それは同時に、世界から戦争をなくそうという願いも込めています。それ故に多くの方々の賛同があり、協力があるのだと思います
その賛同と協力は日本の国内だけに限られていません。
国を挙げて賛意を表したコスタリカは、日本国民とコスタリカ国民にノーベル平和賞をとノーベル委員会へ推薦したほどです。が、かつて日本が侵略し、暴虐の限りを尽してたアジア諸国の人びとの間に広がった賛同の輪は決して忘れられません。
とりわけ、いち早く賛意を寄せられたのは韓国の国会議員をはじめとする心ある人びとでした。その代表格にあたるのが、尹さんです。
尹さんはインターネットで私たちの集会のあるのを知ると、韓国から駆けつけてこられます。そして一緒にノーベル平和賞発表リアルタイムの動画を視聴します。今年は先日19号台風上陸前夜の10月11日でした。小田急線が運休になるのを避けて私たちやメディア関係の記者たちは、発表の動画を視ただけで、集会を止めて解散しましたが、尹さんも1~2の記者の短い質問に応じて、早々に都内の宿に引き揚げていきました。
それでも、尹さんは12月5~6日に韓国で開催の「平和フォーラム」への日本からの参加呼びかけは忘れませんでした。私たちは既に何回韓国の平和集会に参加して来たでしょうか。現地では小森陽一さんの講演を聴いたり、自らレポートもして来ました。みんな日本語に堪能な尹さんの呼びかけに因るものです。こうして、私たちは尹さんを通して、キャンドル革命に成功した韓国の人びとの北東アジアへの平和の意思を知ることが出来ているのです。だから「冬のソナタ」の愛の物語や「道」の白磁文化の物語が忘れられません。この友情を永遠にです。
2019年10月23日
落 合 正 行