相模台・南台九条の会、相模が丘九条の会、
東林九条の会、明王九条の会 共同ニュース
2013-11-16発行
『世界各国に平和憲法を広めるために、日本国憲法、特に第9条、を保持している日本国民にノーベル平和賞を授与してください。』
-地域の九条の会が連帯し動き出す-
2013年から、憲法九条の素晴らしさを共有し、守り、活かし、世界に向けて広めていく取組の一つとして、地域九条の会が連帯して、実行委員会を組織し、ノルウェー・ノーベル委員会宛の署名活動をネットと用紙の両方で開始しました。ご協力お願いします!
課題:
来年度の受賞に向けて、ノルウェー・ノーベル委員会宛の署名を広げると共に、推薦資格のある方に、2/1の推薦締切日までにノミネートしていただく。(推薦資格は以下の通りです。)
• Members of national assemblies and governments of states
• Members of international courts
• University rectors; professors of social sciences, history, philosophy, law and theology; directors of peace research institutes and foreign policy institutes
• Persons who have been awarded the Nobel Peace Prize
• Board members of organizations that have been awarded the Nobel Peace Prize
• Active and former members of the Norwegian Nobel Committee; (proposals by members of the Committee to be submitted no later than at the first meeting of the Committee after February 1)
• Former advisers to the Norwegian Nobel Committee
http://nobelpeaceprize.org/en_GB/nomination_committee/who-can-nominate/
EUが団体としてノーベル平和賞を受賞出来るなら、憲法前文から始まり基本的人権の尊重と徹底した戦争放棄を謳った憲法九条を戦後70年近く保持している日本国民も団体としてノーベル平和賞を受賞出来るのではないでしょうか。
日本国民は、積極的に憲法を活かすまでには至っていないかもしれません。しかし、世界中が武器を片手に戦力で物事を推し進めようとする圧力の中で、世界中の人の幸せと平和を願い、戦争への反省から、まず自ら率先して戦争の放棄、武力の不保持を定めた憲法を、戦後70年近くもの間保持してきました。このことによる世界の平和と安定への貢献は計り知れないほど大きいと言えるのではないでしょうか。
もちろん、日本国民全員が現憲法に賛成しているわけではありません。しかし、今現在も、今この時も、憲法を変えてはいません。これはひとえに、戦後、戦争への反省と平和への願いを込めて、大勢の方々が戦争の悲惨さと愚かさを語り継ぎ、祈りを込めて受け継がれてきた平和への願いがまだなお深く息づいているからだと思います。
そして、受賞に向けて、「世界の平和を願い戦争しないことは良い事であり、守り、広めていこう!!」という価値観の共有自体にも、意味があるのではないでしょうか。
この改憲の危機に直面している今、世界の平和のために平和憲法を守り、活かし、広めていくための取組の一つとしてご理解・ご協力いただけましたら幸いです。
「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会