署名集めにご協力ありがとうございました。
横浜地裁に第一回の署名 12,369 筆の提出を行いました。
引き続き署名を集めておりますので、ご協力お願いいたします。
●紙の署名 https://goo.gl/zCZ32A
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「安保法制違憲訴訟」署名のご報告
安保法制違憲訴訟の第8回口頭弁論が11月29日11時から横浜地裁101号法廷で行われました。90名を超える方々が膨張に集まりましたが、抽選で傍聴席いっぱいの50名が傍聴しました。
安倍首相は「自衛隊を憲法に書き加える」ことによって、安保法制が憲法違反であるその違憲の根拠そのものを国民から奪おうとしています。この裁判は安保法制が憲法違反であることを立証し、その実施を差し止め、日本を海外で戦争しない国にするために市民が結集する極めて大切な運動のひとつです。
この日も原告側から二人の意見陳述が行われ、先の戦争によって国民がいかに悲惨な体験をし、多大な犠牲を払ったかについて具体的な訴えがありました。今後も引き続き原告の陳述が行われますが、証人尋問として、宮崎礼壱氏(元内閣法制局長官)、半田滋氏(ジャーナリスト)、前田哲男氏(軍事評論家)、今井高樹氏(日本国際ボランティアセンター理事)、飯島滋明氏(名古屋学院大学教授、憲法学・平和学)、青井未帆氏(学習院大学、憲法学)を申請しています。
被告側は準備書面によれば私たちの主張を「国賠法の救済が得られる具体的な権利ないし法的な利益とはいえない」として実際の具体的被害が出ていないことをもって退けようとするもののようですが、戦争は実際の被害が出てしまってからでは遅いのです。先の大戦での被爆体験が示すように、戦争が生活破壊、自然破壊などに加え人間に対する残虐非道の何物ももたらさないことを国民一人一人の声として訴えていくことが必要です。その意味で署名運動の意義は大きいものがあります。
今回の法廷終了後、岡田尚弁護士と共に書記官室に赴き、「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会に寄せられた12369筆(ネット署名3926筆、紙面署名8443筆)の署名を提出しました。署名提出後、横浜YWCAで傍聴できなかった人も含めた報告集会に参加し、署名提出の報告をしました。全国で闘われているこの違憲訴訟を勝ち抜くためにも、署名を通して国民一人一人の声を裁判所に届けることの大切さについて岡田弁護士から説明がありました。とても勇気付けられた一日となりました。これからも引き続き取り組んでまいりますので今後ともよろしくご指導、ご協力をお願いいたします。
「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会
2018-11-29