2015年2月19日木曜日

「今年こそノーベル平和賞を!平和憲法を守り、活かし、広めよう」 


『アピール』

“暴力的平和主義にストップ! 日本国憲法が掲げる“非暴力的平和主義を日本に、世界に!

日本国憲法は前文からはじまり 特に第9条により徹底した戦争の放棄を定めた国際平和主義の憲法です。第9条は、戦後日本が戦争をできないように日本国政府に歯止めをかける大切な働きをしています。過去、日本の侵略に苦しんだ諸国からは、戦争の放棄を掲げた憲法9条の存在が、日本への信頼の基となっています。

しかし、今、この日本国憲法が改憲の危機にさらされています。
安倍政権は武器輸出三原則の撤廃、特定秘密保護法の制定、集団的自衛権行使容認の閣議決定などを行い、集団的自衛権行使に向け法制化を進めようとしています。
2015210日、閣議決定した「開発協力大綱」は他国軍への支援を広範に行うことで、さらに国際間の緊張を高めるものになります。非軍事目的と称していますが、外国軍への支援が非軍事の範囲とは明らかに矛盾しています。また、敵対国が反発した場合は直接戦闘に発展します。
この時、これまで70年の長きにわたって戦死者を出さず、世界の国から高い信頼を受けてきた平和国家日本の信頼はついえてしまいます。

日本国憲法前文には、日本国民だけでなく、全世界の国民に平和的生存権を確認し、政府による戦争を許さず、そして、力ではなく国の枠を超えた人間同士の信頼や友愛に基づいて平和を守るという非暴力による平和主義の柱を掲げています。そして具体的に憲法9条で「戦争の放棄」や「戦力の不保持」を定めています。

私たちは、世界中に蔓延る暴力的平和主義にストップをかけ、日本国憲法が掲げる本来の非暴力的平和主義に基づき、日本と世界の恒久平和を実現しなければいけません。

徹底した非暴力平和主義を掲げる日本国憲法、特に憲法9条は世界平和実現の希望です。

憲法9条の素晴らしさを共有し、守り、活かし、世界に広めるために、思想、政党、宗教などのあらゆる違いを超えて9条を守る事で一致団結し、共に力を合わせていきましょう。


「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会

今年こそノーベル平和賞を!平和憲法を守り、活かし、広めよう

2015212日(木)  衆議院第一議員会館 地下1階 「大会議室」